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爪水虫の時に爪を切る場合の注意点

2020年03月11日
きれいな脚と紫の花

爪水虫を罹患している方や治療中の方の爪は、健康な時よりも非常に脆くなっているため切る際には注意しなければなりません。爪切りで切断する際の衝撃で、いとも簡単に割れたり剥がれ落ちたりする可能性があるからです。症状が初期段階であればまだ頑丈であるため、少しの衝撃程度では全く影響がありませんが、病状が進行して厚みが増していたりボロボロと崩れ落ちる状態になると爪切りやニッパーなどでは上手く切ることができなくなります。

もし症状が悪化していて切った際の衝撃で崩れてしまいそうであれば、お湯を用いると良いです。洗面器に溜めたお湯やお風呂に浸けて足を温めて、爪を柔らかい状態にします。お湯でふやけた状態にしておくことで、爪切りやニッパーの衝撃が和らぎ切断しやすくなります。お湯で柔らかくしても切りにくい状態であれば、上から爪を抑えるような姿勢をキープして切ると良いでしょう。

爪水虫によって弱った場合はもちろん、病気にかかっていない健康な状態の爪にも効果があります。特に小指の爪の外側は潰れていることが多いため、きれいに切るために事前にお湯で温めて柔らかくしておくと良いです。症状の進行度によっては爪の厚みが著しく増える場合があり、その際はヤスリで削るという方法も有効です。

また使用後の爪切りに関しても、守るべきポイントがあります。爪水虫患者が爪切りを使用した後は、必ず消毒をするべきという点です。消毒を怠った状態で次も使用すると、身体の他の部位に感染したり家族が使用した際に二次感染してしまいます。具体的な方法としては、使用後に中性洗剤でよく洗浄したのちに乾燥機に入れて乾燥させるのがベストです。重要な点として乾燥も徹底しておかないと、せっかく洗浄や消毒を行っても効果なしで、新たに雑菌が発生する原因となってしまうため注意してください。

中性洗剤で洗浄する際、熱湯を使うとより消毒効果が高まります。これは水虫の原因菌である白癬菌が、中性洗剤に加えて熱にも弱いからです。この他アルコール消毒も、有用な消毒手段となります。ただしアルコール消毒を用いる場合は、洗浄前に10分ほど浸け置きしておかなければ効果なしという点に注意しましょう。

もし可能であれば、爪切りは1人に対して1つずつ用意した方が衛生面において安全です。家族間で使用する場合は、消毒と乾燥を徹底して行うように心がけてください。万が一、爪切りの最中に出血した際は、特に消毒を念入りに行わなければなりません。治療期間中は、ジェルネイルやネイルエナメルなど表面を覆うものは使用をやめた方が治りが早くなります。

他の部位においても同様のことが言えますが、水虫の症状は温度や湿度が低くなると活動が沈静化するため冬場で完治したと誤解して投薬治療を中断しがちです。しかし角質層の内部に潜んでいるだけで暖かい季節が近付くと、再び活動が活発化します。治療は長期にわたるものと覚悟して、根気よく投薬治療と爪切りを続けることが完治に繋がるということを覚えておいてください。